事業活動と環境保護の調和を目指して

今日、社会から求められる経営と事業の発展を考えるとき、法令順守は当然のことながら、どの角度から見ても安全の確保と環境に配慮した事業活動を行わなければ、生き残ることは不可能であります。

当社はこうした経営を早くから予測してデジタルタコグラフを装着、燃料の節減と窒素酸化物の排出を押さえた環境に優しいエコ運転を励行しています。

又、物流効率化を図る上から全国を網羅したネットワークシステムに参加して輸配送の共同化による実車率と積載効率の向上により実働車両の削減を実施しており、さらに順次低排出ガス車、低燃費車、天然ガス車の挿入をしています。

政府は、京都議定書の発効を機に一定規模以上の運送事業者にエネルギーの総量抑制を前提に燃料使用量等の定期報告を義務付けようとしていますが、これは大気汚染と地球の温暖化問題が深刻である上、将来化石燃料の枯渇が目に見えているからであります。

当社は化石燃料の利用削減と限られた資源を有効に利用する上から日常の事業活動をする中で、発生する廃棄タイヤを化石燃料の代替燃料として、同業他社からも収集して大手製紙工場に納品する事業も行っており省資源にリサイクルを役立たせています。

今後とも、荷主の信頼と社会の共感を得るためグリーン物流に積極的に取り組む事業活動を展開、企業の社会的責任の遂行と環境保全に努力を続けて参りますので、ジャパントラックグループ企業へのご支援とご指導をお願い申し上げます。

 

代表取締役社長

 金築 秀人